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風邪とおかゆとアナタ

Category: SS > お題SS  
8本目。

侯爵さんとこのフェルディをお借りして。
以前借りた時に一言も台詞なかったので今回リベンジ。






【風邪とおかゆとアナタ】


いつもなら煩いと思える音が遠くに聞こえた
ぼやけた視界が捉えた背中は普段見ている背ではなくて

くるりと振り返った彼が、しまった!と言わんばかりの表情


「あ、済みません。起こしちゃいましたね」


――極力静かにしたつもりだったんですけど。

出会った当初から変わらない敬語と困ったような表情
額にタオルを乗せた彼がちらりと視線を逸らす先


「シュヴァリエさんが料理出来ないというので、僕が。えーと、食べられますか?」


起き上がろうにも熱に浮かれた身体はいう事を利かない
布団から手を伸ばしてどうにか前に重心を――…


あ――…冷たい


背に触れた掌が、腕を引く指先が


「あ、り…がと、」
「いえ、あの無理しなくて大丈夫ですから、少しだけでも」


コトン…小さな土鍋と、その横に添えられた林檎のウサギ


「早く元気になってくださいね。あっ!でも無理はダメですよ」
「ん、そう、だねぇ~…フェルディさんわざわざありがとー」
「いえ、俺こそ勝手に部屋とか入っちゃってすみませ――…あ、えーっと」
「ふふっ、こういう時は、どういたしましてー?かな?」
「あ、はい。どう、いたしまして」

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