スポンサーサイト

Category: スポンサー広告  
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

百年砂時計

Category: SS > お題SS  
9本目。

見える位置に残された痕の続き風に

要するにはダグジョゼ。






【百年砂時計】


それはゆっくりと確かめるように時を刻んだ
出会ったその日からゆっくりと確実におちていた


最後の一粒が山を築くまで――…


あの時の選択肢が違っていたら、大勢の内の1人でしかなかっただろう
あの時の言の葉が違っていたら、肩を並べることもなかっただろう
あの時の出会いが違っていたら、全て――…


「あの時――…」


透視でも出来るのだろうか、この男は
心の内を覗かれたような気がして微かに心臓がはねた


「何で愛称で呼ぼうとしなかったんだ?」
「随分と古い話を引っ張り出してくるのだな」
「気にはなってたんだけどよ」


最後の一滴が落ちた
真っ白なカップに真っ白なソーサー、添えられたスプーンに角砂糖を1つ


「……大勢の内の1人になりたくなかった」
「何だそ――……」


嗚呼、全く頭の回転が速い男はこれだから

強く引き寄せられたと同時、首筋に触れた痛みは
先程噛みついた彼の首筋と同じように、赤く痕を残した


『愛してなければ傍にはおらぬ』

Newer Entry切り札はある。だが、俺は絶対に出したくない。

Older Entry風邪とおかゆとアナタ

Comments



« »

11 2017
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
プロフィール

EmperoR(ID:1bun)

Author:EmperoR(ID:1bun)
部隊長:シュヴァリエ

カウンター
検索フォーム
ブロとも申請フォーム
QRコード
QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。