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今日は特別

Category: SS > お題SS  
14本目。

おシャルが身内の女性以外でまともに話せる唯一の相手
そんな感じ

ちょっと年の離れたお姉さんとか






【今日は特別】


じっと看板を見つめた青年が、一つ深い吐息を零し扉を開く。
何度目かの訪問、小さなカフェは綺麗に清掃され、朝早くのこの時間は
彼にとって特別なものがあった。


「あら?シャル様おはようございます、お早いですね」
「おはよう、ございます。エルネさん」


指定席とも言えるカウンター席の最奥へと腰掛けたシャルが見つめるのはメニュー表。
普段から喜怒哀楽の無い彼が僅か、唇に笑みを乗せる。


今日はどれにしようか。


悩んだシャルが注文したのはスコーンを1つ。
紅茶とセットで運ばれてきた横に添えられたのはたっぷりの蜂蜜


「今日は、いいお天気ですね」
「そうだね、だらだらしたいくらい」
「ふふっ、それでもお金は稼がねばなりませんし、なかなかゆっくりも出来ませんね」
「本当に…」
「あっ、そうでした。ちょっと待っていて下さいね?」
「…?」


ぽん。と手を叩いたエルネが裏へと下がる
そんな彼女の様子に首を傾げたシャルは、紅茶を啜り彼女の帰りを待った。

時間にして5分も経たぬうち、戻ってきた彼女の手には瓶が2つ。


「以前シルヴィア様にお渡しした物なのですが」
「シア姉さんに、渡せばいい?」
「いえ、これはシャル様がお使いになられるかと」


薄く色付いた瓶の中身は見ただけでも口の中が甘く感じる。
それほど美味しそうな色をした瓶の中身は、黄金色の蜂蜜


「ありがとう」
「どういたしまして、特別ですよ」
「特別?」
「本日1番目のお客様なので、特別に」


そう言って微笑んだエルネに、シャルが小さく笑って見せた

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