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その件は保留で

Category: SS > お題SS  
15本目。

オネェさんと一緒。第二弾。

今回は月的歌劇の黄砂羅さんと
本当ガキの喧嘩っぽいのが似合う2人

ただシリアスな表情で大人の会話もきっと楽しめる。






【その件は保留で】


「アタシは出来るわよ?」
「黄砂羅は抵抗ねぇのかもしんねぇけどな」


ばさりと音を立てた布を広げる、涼しげな目元に添えられた黒子
嗚呼、なんかやり難いと思った

性別、身長は違えど長い髪と目元の黒子でどことなく姉を連想させる
そんな男が広げている布と言えば――…


「シュヴァリエちゃんに似合うと思うのよね」
「俺の女装が見たいならジョゼ姉でもガン見してくれ」
「それは女装じゃないじゃない、アタシがしてもイケるならアタシより小さい…あら、失礼」


わざとらしく口元を抑えた黄砂羅がにじりよりぴたりと布を押し当てる
布、と表現するのは衣装と認識したくないからだ


「俺の仕事内容に女装は含まれない」
「余興よ」
「忘年会か?新年会か?ん?この半端な季節に」
「暇なんだからいいじゃな~い☆」
「かくれんぼでもするか」
「どこの園児よ」


話題逸らしに良い手がないかと辺りを見回す
そこかしこに散らばる布は黄砂羅が持ってきた一式でシルヴィアは興味津々で眺めている
女性が着れない事はないだろうが大抵が黄砂羅のサイズに合わされたソレらは


「正直でかくて様にならん」
「小さすぎて?」
「でか過ぎなんだろ」
「それは暗にシュヴァリエちゃんが小さいって事を認めてると思わない?」
「思わない、これは大きい」
「往生際悪いわね」


埒が明かない
彼是数十分は続けているだろうこのやり取りも
それならばここで一つ勝負に出よう


「跪いてお願いしたら考えてやらんこともない」
「アタシがそんな事する訳ないでしょ!」
「平行線で終わらんだろ」
「着るって言ったじゃない」
「俺がいつそんなバカげた事言った、何時何分!」


『折角持ってきたのに!』
漸く諦めた黄砂羅に対し、わざとらしく鼻で笑った

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