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無邪気な貴方に手こずっている

Category: SS > お題SS  
13期お題SS8本目。
RaptorSさん所のクック君とカイト君をお借りして
※結局クックは君なのかちゃんなのかいまだ不明でござる。

お題サイト:神威(Kamuy)




【無邪気な貴方に手こずっている】


顎を伝う汗を拭った
彼是何時間だ、正確な時間までは把握できないが…と腕時計に視線を落とす。

これは選択肢をミスったか、と男は思う。
2~3回で満足するだろうと読んで受けたはいいがそんな数など疾うに超えている。

何よりも厄介なのはその『鬼』が至る所から姿を表す事だ


「あっつ…」


はぁ…と荒い息を整えながら大きな木に寄り掛かる
眩しさに目を細め、もう少し休憩が出来れば――…と思うとタイミングよく姿を現すのだ。

足元に滲む水
形を成したそれは綺麗な蒼い眸を向け


「捕まえたヨー!」
「……もう、降参していいか」
「えー、もっと遊ぼ?遊ぼうヨー」
「元気だなァ…」
「クックはいつも元気ダヨー!逃げテー、クックが捕まえるヨー」


普通、鬼ごっこは鬼にタッチされたら交代ではないだろうか。


「シュヴァリエさん大丈夫かいな」
「…流石に無理」


縁側で様子を見ていたカイトがゆったりと茶を啜りながら問う。
苦笑いを浮かべたカイトがやれやれと腰を上げ、べったりとくっ付いたクックを引き離した。


「そろそろ休憩にせえへんか、シュヴァリエさん倒れてまうで」
「んー、んー」
「また今度遊んで貰ったらええやろ、今日は我慢せえ」
「…分かっター、今度にするネー」
「……助かった」


縁側へと戻りジャケットを脱ぎ捨てる。
この格好なのも悪かったか、と汗でくっ付くシャツをパタパタ煽っていると
ふわりと柔らかいタオルが肩口にかけられた。


「大変やったやろ」
「久々に健康的な汗掻いた気はする」
「シュヴァリエさん普段運動せえへんの?」
「傭兵業が運動に入るなら毎日運動はしてる。かもな」
「命がけやな」


コトン…と置かれた良く冷えた茶を啜り、一息。
傍で寝転がりバリバリとせんべいを食べていたクックが一言。


「ネー、ネー。明日も遊ぼうヨー」


その言葉にカイトと顔を見合わせ、茶がうめぇ。と呟いた。

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